Wさんは、月見山で停車中に後ろから車に追突されました。
ほとんど痛みも無く、動作に支障もなかったため、そのまま何もせずに過されていました。
しかし、事故から1ヵ月経った頃に、吐き気や激しい頭痛が起こるようになりました。
仕事の疲れかとも思っていたのですが、肩をマッサージをしてもらっても楽にならないので心配になり、病院へ行かれました。
精密検査を行ってもらいましたが、骨にも脳にも異常はなく、シップと痛み止めの薬を処方されました。
しばらくそれらを服用されていましたが、一向によくならないので当院へ来られました。
Wさんのお体を検査したところ、首周りの筋肉が硬くなっていました。
1ヶ月前にあったという交通事故による「むち打ち」が原因です。
筋肉の緊張を電気で和らげ、その後手技マッサージで丁寧にほぐしていきました。
2週間ほど通院していただいて、大分楽になられたそうです。
むち打ちの痛みやそれに伴う不調・違和感は、交通事故から数週間~数ヶ月経って出る事も珍しくありません。
車の追突によって体を受ける衝撃は相当のものです。
ちょっとでも痛みや違和感があるのなら、きちんと専門家に相談して下さい。
ケアが早ければ早いほど、重度化を防ぐことができます。
また、事故直後に痛みや違和感がなくても、一度ご相談に来ていただきたいです。
後々起こるかもしれない痛みや不調についてのご説明や日常生活で気をつけていただきたい事などを詳しくお話させて頂きます。