交通事故によるケガで一番多いケガがむちうち(頸椎捻挫)です。
むちうちは事故の衝撃により首を大きく振られたことにより
関節や神経に損傷を起こすことで痛みやシビレが出ます。
むちうちの他の症状としては吐き気や頭痛などの神経症状もまねきます。
交通事故の痛みは完全にとれるものばかりではありません。
実際に患者様の8割以上がこのむちうちの症状を訴えられます。
頸椎捻挫型といわれるものから、バレリュー型といわれるものまで
むちうちの症状や重症度は事故それぞれで様々です。
詳しいむちうちの分類は専門ページをご覧ください。
一般的な首の痛みやケガと違い交通事故によるむちうちの痛みが
長引く理由は何でしょうか?
その理由の一つは
むちうちというのが神経の引き伸ばし損傷といわれている
ことからも想像できるかもしれません。むちうちは衝突の衝撃により
頭部が大きく振られます、それにより頭部を支えている首の部分に
引っ張る力が加わるのです。イメージするとすれば電気のコードを
無理やり引っ張った状態といえるでしょう。外から見ると電気のコード
は切れていませんが、中の銅線は断裂を起こしていたりします。
人間に置き換えると神経が損傷しているのです。レントゲンで
異常ががないのに痛みがある理由はこれお分かりになるでしょう。
医学的には筋肉と違い神経の損傷は修復に時間がかかることが知られています。
も二つ目の理由は
首の部分は固定がしにくい部分であるということです。
首の痛みなどで首に頸椎カラーをつけておられる方を一度は
見たことはあると思います。頸椎カラーはあごの部分をカラーにのせる
ことで首にかかる負担を減らしているのです。ですがあくまで負担を減らす
ことが目的のものです。しかも頸椎カラーは長期間使用すると首の筋肉
を弱らせてしまいます。赤ちゃんの首がすわるのにも3か月かかりますよね、
一度弱らせてしまうと元の筋力に戻るのに時間かかります。
安静をとらせたい部分ですがなかなか安定させにくいのです。
最後3つ目の理由は
痛みの悪循環といわれるのもです。ケガをしたことにより炎症が起き→
循環が悪くなる→また炎症が進むみ痛みが増強するといった具合です。
鎮痛剤を使うのはこの悪循環の悪い一度断ち切るために使うものといっても
良いと思います。ですがいたみがある一定以上であると鎮痛薬は効果を
出せません。鎮痛薬の効果以上の痛みの物質が出ているからです。
良い治療法は
痛みをコントロールしながら、一気に痛みを取り去るのでなく
段階的に痛みを落としていくことができる治療だと思います。
痛みや症状がきついと心身ともに参ってしまいます。
そのため事故から早期の段階で治療計画を立て、痛みや症状と向き合うことが
重要です。交通事故の痛みは完全にとれるものばかりではないのですから。
万が一の交通事故の際には当院へ
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